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“多国籍の学び舎”生活 

美しいアメリカの街で感じたこと、 学んだことを記録していきます。

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東アジア人と南アジア人とアジアの純真

ネパールプログラムに参加することができたのは、幸運でした。

このプログラムがあると知って、「私も行きたい」と例の大ボス・ポーラ
同行を願い出たのですが、「貴方は東アジア人だし」と一度あっさり却下。
※ネパールプログラムは、南アジア人(ネパール・インド・パキスタン・ブータン・スリランカ・バングラデッシュ・アフガニスタンなど)を対象とした、地域プログラムだっただめ

そこで初めて「私って、東アジア人だったんだ・・・」という認識を実感値で
もったのでした。その後営業時代に培ったスキルを総動員して(笑)色々
説得してスタッフ(タダ働き)兼生徒(授業料免除)として参加出来たの
ですが、そこでも自分は「東アジア人」というアイデンティティ(自己認識)
を感じさせられたのでした。

面白いのは、南アジア人には、「自分たちは南アジア人である」という認識が
あるように伺われたこと。これは、南アジア地域協力連合(South Asian
Association for Regional Cooperation略称SAARC、サークと発音します)
の影響もあるようです。

自分たちでも南アジアを「SAARC(サーク)カントリー」と言っているし
ネパールの税関でも、「外国人向けの手続き入り口」と、「SAARC国の
人向けの手続き入り口(ネパール人もこちら)」と二つに分かれています。

彼らは、近接国として国境を越えた紛争を繰り返しながらも、南アジア、
SAARC国としての一体感があるようでした。

私は、日本人というアイデンティティはあったのですが、自分が東アジア人
だなどとはちっとも思ったことがありませんでした。というか、東アジア人
と分類されている日本・韓国・中国・モンゴル・台湾・北朝鮮の中で、
自分は東アジア人だというアイデンティティを強く認識している人は
いかほどいるのだろうか。

アメリカに帰って、中国人・韓国人・台湾人の同級生に「自分は東アジア人
だと感じたことはあるか」と聞いたところ、はたして「私は中国人、韓国人、
アメリカに来た場合はアジア人とは思うけれど、”自分は東アジア人”なんて
いうアイデンティティはあまり感じたことがない。」と予想通りのお答え。

そして、「東アジア国間での連帯感は希薄」というあまり感心できないことで
見解の一致を見、「油断すると、君たちも中国人だから!と中国に言われそう
だよね」と韓国の子がいうのを、「台湾にとってはシャレになってないよね。
そこんとこどうなの?ジョー?(ジョーは中国から来ています)」なんて
話したりしていました。
こういったことをあけっぴろげに話せるのは、SITのいいところです。

それまでとは違ったアイデンティティを他者により持たされる、というのが
異文化間でのコミュニケーションの面白いところです。

ある場所や時代背景によっては、それまでの私にとってはどうでもよかった
東西南北、どこで生まれた何人といった差が大きな意味をもつことがあります。
これが連帯を生むこともあれば、殺し合いに発展することもある。

アイデンティティというものは、人や文化の関係性を見る上で非常に興味深い
ものだと再度感じたのでした。

Asia.jpg

アジア。
青-北アジア、黄色-東アジア、オレンジ-東南アジア、赤-南アジア
ピンク-中央アジア、緑-西アジア ※国連による分類

ロシアって、「北アジア」だったんですか!?
オマーンは、中東とは思っていても、西アジアの実感値は全くもって
ありません。パフィーの「アジアの純真」(←年がばれる話題)を歌ってた
高校生時代、こんな広大なアジアなんて想像もしていませんでした。

*Comment

NoTitle 

> 「台湾にとってはシャレになってないよね。
> そこんとこどうなの?ジョー?
> (ジョーは中国から来ています)」
この続きが気になります。
台湾人のことを Taiwanese って言うのかなとか。

それにしても、一つの場所に中国人・韓国人・台湾人に
日本人がいる環境って面白い。良くも悪くも。
  • posted by たかはし 
  • URL 
  • 2010.04/25 13:06分 
  • [Edit]

Zhouの返事 

ジョーは、その場は笑ってやり過ごしていました。「ここはリベラルだし、私もリベラルよ。色んな意見が尊重されるべきだわ」的なことを言って和やかでした。彼女は、チベットについて聞いたときも「よくわからないわ・・・」とやり過ごしていました。まぁ、中国国内では情報統制が厳しいのかも。

ちなみに、彼女は私の中国語の先生で、その後台湾語と広東語の違いについて二人で話しているときに、「台湾は中国だからね」とさらっと発言。本音が出たか?という瞬間でした。
  • posted by Suzuka 
  • URL 
  • 2010.05/17 20:24分 
  • [Edit]

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