Entries
2010.09/02 [Thu]
病院へ定期検診へ
婦人科検診をうけておいたほうがいいとのアドバイスを
うけて、乳がん・子宮がん検診に行ってきました。
診察自体は、日本の病院に比べて非常に丁寧で、
初老の気品のある女性ドクターも感じがよくとても
いい印象をうけました。
病院に行ったときの日本との決定的な違いが、
問診表を書く時と、精算額を聞く時のドキドキ感です。
<問診表記入時>
問診表は家族の既往歴から本人の病歴まで事細かく
記入する必要があり、さらに「以上の内容は真実です」
という欄に署名をしなくてはなりません。
その質問項目と選択肢でも、日本では一般的にお目に
かからないものがたくさんあります。
オイオイとツッコミを入れたくなるもの多数。
例えば、
・あなたは女性か男性か性転換者か
・セックスする相手は異性が同性か両方か
・ヘロインやコカインをやったことはあるか
・アナルセックスをするか
… それ以外にも(ちょっとここには書きづらい)驚くような
質問がズラリと並びます。何というか、アレルギーがある、
ないというのを聞くのと同様のノリでエイズかどうか聞いてきます。
日本でこんな問診表をみたら、ちょっとびっくりすると思います。
<清算時>
私の保険は検査・検診をカバーしないので、
いくらするのかドキドキしながら待合室で待ちます。
病院によって値段は大きく違うし、保険でカバーできる
病院と出来ない病院もあったりするので、油断なりません。
保険がきくと思っていた病院できかず、風邪をひいだけで
180ドル(90円換算で1万6千円)支払ったこともあれば、
10ドル(900円程度)ですんだこともあります。
『中指と薬指を切断してしまい、病院に担ぎこまれたら、
そこで「中指をくっつけるのには60万円、薬指で12万円
の治療費が必要です。どうしますか?」と医者に聞かれた。
-指がちぎれたままの状態で。』
-そしてお金のなかった彼は薬指だけをくっつける選択をした。
アメリカの医療保険制度を描いたマイケル・ムーア監督の
映画「シッコ」の強烈な一シーンです。
さて、今回はおいくらか。。。
「今回のあなたの診察費は328ドルです。あなたは
収入がないからこちらで全部もちます。ただ、寄付して
頂ける金額があれば、寄付をお願いします」と言われました。
なんと!新しいパターンです。収入がない学生なので、
全額こちらでもちますと言われてしまいました。
結局「寄付」として、その時お財布にあった現金を
おいてきたのでした。
今回行ったのは、プランド・ペアレントフット。
主に望まない妊娠を防ぐことを含めた女性のサポートをして
おり、寄付によってすべてまかなわれているそうです。
日本の医療機関に慣れたものとしては、異国の病院って
分かりづらく、かつ興味深いです。

アメリカ医療制度の闇を描いた映画「Sicko」。ネタバレ映画評はコチラ
うけて、乳がん・子宮がん検診に行ってきました。
診察自体は、日本の病院に比べて非常に丁寧で、
初老の気品のある女性ドクターも感じがよくとても
いい印象をうけました。
病院に行ったときの日本との決定的な違いが、
問診表を書く時と、精算額を聞く時のドキドキ感です。
<問診表記入時>
問診表は家族の既往歴から本人の病歴まで事細かく
記入する必要があり、さらに「以上の内容は真実です」
という欄に署名をしなくてはなりません。
その質問項目と選択肢でも、日本では一般的にお目に
かからないものがたくさんあります。
オイオイとツッコミを入れたくなるもの多数。
例えば、
・あなたは女性か男性か性転換者か
・セックスする相手は異性が同性か両方か
・ヘロインやコカインをやったことはあるか
・アナルセックスをするか
… それ以外にも(ちょっとここには書きづらい)驚くような
質問がズラリと並びます。何というか、アレルギーがある、
ないというのを聞くのと同様のノリでエイズかどうか聞いてきます。
日本でこんな問診表をみたら、ちょっとびっくりすると思います。
<清算時>
私の保険は検査・検診をカバーしないので、
いくらするのかドキドキしながら待合室で待ちます。
病院によって値段は大きく違うし、保険でカバーできる
病院と出来ない病院もあったりするので、油断なりません。
保険がきくと思っていた病院できかず、風邪をひいだけで
180ドル(90円換算で1万6千円)支払ったこともあれば、
10ドル(900円程度)ですんだこともあります。
『中指と薬指を切断してしまい、病院に担ぎこまれたら、
そこで「中指をくっつけるのには60万円、薬指で12万円
の治療費が必要です。どうしますか?」と医者に聞かれた。
-指がちぎれたままの状態で。』
-そしてお金のなかった彼は薬指だけをくっつける選択をした。
アメリカの医療保険制度を描いたマイケル・ムーア監督の
映画「シッコ」の強烈な一シーンです。
さて、今回はおいくらか。。。
「今回のあなたの診察費は328ドルです。あなたは
収入がないからこちらで全部もちます。ただ、寄付して
頂ける金額があれば、寄付をお願いします」と言われました。
なんと!新しいパターンです。収入がない学生なので、
全額こちらでもちますと言われてしまいました。
結局「寄付」として、その時お財布にあった現金を
おいてきたのでした。
今回行ったのは、プランド・ペアレントフット。
主に望まない妊娠を防ぐことを含めた女性のサポートをして
おり、寄付によってすべてまかなわれているそうです。
日本の医療機関に慣れたものとしては、異国の病院って
分かりづらく、かつ興味深いです。

アメリカ医療制度の闇を描いた映画「Sicko」。ネタバレ映画評はコチラ
定期健診へ
安心ですね。 小沢征爾氏(75)は検診で食道癌が見つかり9ヶ月治療に専念して、この度元気になった姿が公開されました。この間全ての公演予定を取り止めていましたが、長野県松本市のサイトウキネン・フエステイバルで手術後初めて、ダイナミックな指揮振りを披露 復活を宣言。世界の巨匠、日本の宝、私に出来る事は心の中でエールを送り彼の健康を祈ること。**** 日本の病院との違い大陸的で大らか
なところが 興味深い。寄付によって運営されるブラインド・ペアレントフットの様な福祉事業をする日本人出て欲しい。
あるいは宗教団体の社会奉仕活動等でも。共に生きる社会を考えさせられます。