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2010.11/02 [Tue]
文法アレルギーが治りそう(今更)
私は文法などは本当に苦手で何となく感覚で英語を学んで
きたタイプです。それでも受験や試験の際には何となくの野生の
カン(?)がよく働き正答してしまうというケースが多くそのまま
文法をスルーしてきてしまったようなところがあります。
だってさ、センター試験とか選択肢問題などは「何となくこれがすわりがいい」というものを選ぶとあってたんだもの。短期記憶力がよかったから、間違った問題や受験頻出問題と過去問の丸暗記でしのげたんだもんよー・・・。
文法書って、英語に慣れてから読むと、アレはよくまとめられています。
でも、そう思うのは、英語圏の考え方やモノの捉え方の背景がわかって
いるからであって、それがわからないでいきなり教えられると意味不明、
つまらないことこの上ありません。
なので、英語教育に最初っからは使うべきではないと思います。
あれは、英語に慣れた先生用であって学び始めの生徒用ではありません。
文法書があれば教えるのは楽だし、なんだか専門的な感じもするので
それを使いたい気持ちもわかりますが、それはハッキリいって教師の
怠慢であり、日本の英語教育の問題点です。
アメリカで中国語とフランス語を習ったけれど、文法書使う先生なんて
一人もいなかったYO!!
ああ、私の中学時代の英語教育はひどかったわー。そう思うと。
・・・・・
と、いうようなことを、最近の本整理中に読んだ「aとtheの底力」
(津守光太著)を見て思いました。

これは、日本語にはない、名詞の前につける“a” とか“the”とか
“何もなし”という冠詞/定冠詞/無冠詞についての、目から
ウロコのお役立ち本でした。
もうちょっと例文を増やすともっと実用的でいい本になったと思います。
でも基礎の基礎から書いてくれており読みやすい。ハイ暗記!でなく、
英語教育ではこういう説明がなされるべきだと思います。
アカデミック・ライティングにおける”冠詞“は私にとって越えられない
一つの鬼門でした。書いた英文をチェックしてもらうと、ほぼ毎回必ず
a やthe の抜けや用法間違いを指摘されていました。
何故違うのかの説明を聞いても、ネイティブもうまく説明できない
ようで、いまいちよくわかりません。
そのたびに、なんでこんなしち面倒なモノがあるのよーっ
と思っていたのですが、この本にある「冠詞の裏にあるネイティブの
視界・背景」がわかると、ナルホドナルホドと少し視界が開けます。
名詞につく冠詞/無冠詞は思った以上に多くのメッセージ性をもって
いることに改めて気付かされました。
おかげで、今では、以下のことが説明できます。
もちろん、中学生時代に私が受けたような、催眠術かと思うような
「物質名詞/固有名詞が普通名詞化するためにウンヌン・・・」と
いう教師の怠慢バージョンではなく、中一にわかるバージョンで。
―――――――――――――――――――
・I ate chickenとI ate a chickenのイメージの違い
・ピアノをひくplay the piano と play pianoのイメージの違い
・次の日曜日next Sunday と the next Sunday の違い
・何故私はmy friendではなくa friend of mineと紹介される
ことが多かったのか
・何故マッターホルンにはThe Matterhornとthe がつくのに
エヴェレストEverest や富士山Mt. Fujiにはtheがつかないのか
・月The moonは半月になると何故a half moonになるのか
・集合名詞[family, committee, party, people, class, audience等]
が単数扱いされるときと複数扱いされるときの違い
・物質名詞のwater、でも水を頼む文脈ではCan I have a water?
とa をつけてもOKな理由
・否定文にはany, 肯定文にはsome って学校では習ったのに、
肯定文でもanyをよく見かける理由
・ベットメーキングをするというmake a bed ではbed の前に
a がついているのに、眠るgo to bedではついていない理由
・日本はJapanでtheなし、アメリカはthe United States で
theがつく理由
・必要は発明の母 Necessary is the mother of invention で、the が
つくのは何故か
・英英辞典を引いてその名詞が可算名詞が不加算名詞かを見分ける方法
―――――――――――――――――――――――――――
すごいなー、私。(←ホントはたいしてすごくない)
タイムマシンに乗って、中高時代の自分に教えてあげたい。
まだまだ冠詞の世界は奥深く、私はアヤシイ英語を書き続け間違いも
たくさん書くことと思いますが、それでも背景がわかるとストレスは
ぐんと減ります。
文法も結構面白いなぁと思うようになってきて、もう一度きちんと
おさらいしたいなぁと思うようになりました。今度は友人のオススメ
文法書↓を一冊読んでみます。

きたタイプです。それでも受験や試験の際には何となくの野生の
カン(?)がよく働き正答してしまうというケースが多くそのまま
文法をスルーしてきてしまったようなところがあります。
だってさ、センター試験とか選択肢問題などは「何となくこれがすわりがいい」というものを選ぶとあってたんだもの。短期記憶力がよかったから、間違った問題や受験頻出問題と過去問の丸暗記でしのげたんだもんよー・・・。
文法書って、英語に慣れてから読むと、アレはよくまとめられています。
でも、そう思うのは、英語圏の考え方やモノの捉え方の背景がわかって
いるからであって、それがわからないでいきなり教えられると意味不明、
つまらないことこの上ありません。
なので、英語教育に最初っからは使うべきではないと思います。
あれは、英語に慣れた先生用であって学び始めの生徒用ではありません。
文法書があれば教えるのは楽だし、なんだか専門的な感じもするので
それを使いたい気持ちもわかりますが、それはハッキリいって教師の
怠慢であり、日本の英語教育の問題点です。
アメリカで中国語とフランス語を習ったけれど、文法書使う先生なんて
一人もいなかったYO!!
ああ、私の中学時代の英語教育はひどかったわー。そう思うと。
・・・・・
と、いうようなことを、最近の本整理中に読んだ「aとtheの底力」
(津守光太著)を見て思いました。

これは、日本語にはない、名詞の前につける“a” とか“the”とか
“何もなし”という冠詞/定冠詞/無冠詞についての、目から
ウロコのお役立ち本でした。
もうちょっと例文を増やすともっと実用的でいい本になったと思います。
でも基礎の基礎から書いてくれており読みやすい。ハイ暗記!でなく、
英語教育ではこういう説明がなされるべきだと思います。
アカデミック・ライティングにおける”冠詞“は私にとって越えられない
一つの鬼門でした。書いた英文をチェックしてもらうと、ほぼ毎回必ず
a やthe の抜けや用法間違いを指摘されていました。
何故違うのかの説明を聞いても、ネイティブもうまく説明できない
ようで、いまいちよくわかりません。
そのたびに、なんでこんなしち面倒なモノがあるのよーっ
と思っていたのですが、この本にある「冠詞の裏にあるネイティブの
視界・背景」がわかると、ナルホドナルホドと少し視界が開けます。
名詞につく冠詞/無冠詞は思った以上に多くのメッセージ性をもって
いることに改めて気付かされました。
おかげで、今では、以下のことが説明できます。

もちろん、中学生時代に私が受けたような、催眠術かと思うような
「物質名詞/固有名詞が普通名詞化するためにウンヌン・・・」と
いう教師の怠慢バージョンではなく、中一にわかるバージョンで。
―――――――――――――――――――
・I ate chickenとI ate a chickenのイメージの違い
・ピアノをひくplay the piano と play pianoのイメージの違い
・次の日曜日next Sunday と the next Sunday の違い
・何故私はmy friendではなくa friend of mineと紹介される
ことが多かったのか
・何故マッターホルンにはThe Matterhornとthe がつくのに
エヴェレストEverest や富士山Mt. Fujiにはtheがつかないのか
・月The moonは半月になると何故a half moonになるのか
・集合名詞[family, committee, party, people, class, audience等]
が単数扱いされるときと複数扱いされるときの違い
・物質名詞のwater、でも水を頼む文脈ではCan I have a water?
とa をつけてもOKな理由
・否定文にはany, 肯定文にはsome って学校では習ったのに、
肯定文でもanyをよく見かける理由
・ベットメーキングをするというmake a bed ではbed の前に
a がついているのに、眠るgo to bedではついていない理由
・日本はJapanでtheなし、アメリカはthe United States で
theがつく理由
・必要は発明の母 Necessary is the mother of invention で、the が
つくのは何故か
・英英辞典を引いてその名詞が可算名詞が不加算名詞かを見分ける方法
―――――――――――――――――――――――――――
すごいなー、私。(←ホントはたいしてすごくない)
タイムマシンに乗って、中高時代の自分に教えてあげたい。
まだまだ冠詞の世界は奥深く、私はアヤシイ英語を書き続け間違いも
たくさん書くことと思いますが、それでも背景がわかるとストレスは
ぐんと減ります。
文法も結構面白いなぁと思うようになってきて、もう一度きちんと
おさらいしたいなぁと思うようになりました。今度は友人のオススメ
文法書↓を一冊読んでみます。

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