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“多国籍の学び舎”生活 

美しいアメリカの街で感じたこと、 学んだことを記録していきます。

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英語を学ぶ理由と目的って?(1)

大学院で一緒だったアメリカの友人コリンが、ネパール・カトマンズへ会議のためにやって来ました。コンタクトプログラムもそうでしたが、南アジアの人が参加する会議を開く上では、ネパールが最も適した場所だと言われています。

というのも、インドだとパキスタン・アフガニスタン人が入国できず、かといってパキスタン・アフガニスタンはテロの危険が高く、ブータンは平和だけれど旅人を受け入れるインフラが足りず、スリランカは遠すぎる…よって、ネパールが最も適した場所というわけです。ちなみに彼女は、今アメリカ政府に雇われてインドで仕事をしているので、インドからのネパール入りです。

Picture1.jpg
ネパールに来たコリンと、チベット仏画やさんで。

彼女が今何の仕事をしているかというと、英語教育の目的と評価の仕方の見直し、とのこと。英語教育の目的?評価?成績ではなく?どういうこと?と聞いてみたところ、英語教育にも企業でいうところの目標管理制度みたいなものを導入することを提案しているようです。

私もそういった目標管理を、上司の非常に上手なコミュニケーションで受けていた経験があるので、その大体の内容は何となくつかめました。
※私が実際に経験した目標管理制度は後に(パート2で)記しておきます。

例えば、リスニングに関しては定量的観点では「Toeflのリスニングセクション●点、次期テスト●点を達成」とし、定性的観点では「手伝っているお店に来る各国からの観光客の英語を聞き返すことなく理解し、相手の要望にこたえること」などと目標を決めます。そのために一日●時間英語を聞き、シャドーイング(英語の後に続けて話すこと)する、といった行動を決めます。
リスニング・ライティング・スピーキングなどでどれを重視するかも個人の状況によって決めていくとの事。

それを教師と生徒が一定期間ごとにすりあわせ、生徒の成長を図るという制度をインド山村部で導入し、ネパールの英語教育でも実際にできるかどうかといった議題を彼女は持ち込んでいました。

確かに、いきなり英語を教え込むよりも、
「英語が出来るとこんなことも、こんなこともできる。君は、どんなことが実現したい?」と問いかけ、夢を見させ、その目標に沿って指導したほうが生徒のやる気も実力も上がるというものでしょう。

さらに、その夢を実現するために毎日具体的に何をすればいいか自分で考えさせれば、より自主的に勉強もできそうです。その生徒がくじけそうになったりサボったりしたら、●●君、こうしたいっていってたよね?そのためにこれだけ勉強するって私に約束したよね?とお尻もたたきやすくなります。

日本では、英語を何のために学ぶのかといったことを考えさせることもなく、いきなり文法と単語を詰め込み、その結果10年やっても英語が使えない人続出という憂き目を見ている訳ですが。。。

そんなことを彼女と話した約1週間後、縁あってネパールの高校で話をする機会に恵まれました。友人のお兄さんがそこで英語教師をしているからなのですが、そのご縁で日本とアメリカで受けた教育経験について話してくれ、というありがたいお話。

ネパールのレベルの高い私立高校では、授業は国語のネパール語以外は経済も数学も全て英語です。なので、私が英語で話す分には問題なく理解してもらえます。いい機会なので、彼らが何のために英語を学んでいるのか聞いて見ようと思い立ちました。そして、教室へ。

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友人のお兄さんで、この高校で英語教師をしているバマン。彼はなかなか面白い人物なので、彼についてもそのうち別エントリで書こうと思います。

SITで経験して楽しくて仕方なかった参加型のセッションの時間にしたいと考えました。もしも彼らの夢やモチベーションを刺激することができ、それをクラスメートに共有しながら褒めたりアドバイスできたりする時間が作れれば最高だと思いました。

つかみの自己紹介では、広島出身者でもあるので、そのことを少し。被爆者の「復讐は何も生まない。苦しい思いをして地獄を見るのは私で最後にして欲しい。繰り返さないのは私たちの責任である。」というメッセージを伝えます。暗くなってしまうけれど、私は次世代に伝える責任があると思っているので。(ネパールも今は民族間での紛争後だったりするので、響くメッセージだと思います)。真面目でまっすぐなネパールの少年少女達がシーンとしてしまいます。

その後、大学で学んだことと、大学院で学んだことを簡単に話します。米国では自己主張しないと黙殺されてしまうんだと気付き、間違いを恐れずに話すことで殻を破る必要があったことなどについても簡単に話しました。英語圏では、とかく明確に主張しなければ意見を持っていないと思われてしまうことが多く、悔しい思いを何度もしてきたので。。。

その後、本題へ。
生徒達に「英語を学んで何を実現したいの?」「どうして英語を学んでいるの?」という質問を投げかけます。いきなり発言は出来ない可能性があるので、まず隣同士の友人と話して共有してもらいます。そのプロセスを経れば、結構話せるケースが経験上多かったので、その手を使いました。

そして、純粋で素朴そうなネパールの少年少女(18歳)達から、彼らが受けてきた教育環境が偲ばれる非常に参考になるお答えを得たのでした。

長いので2へ続く。

・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、幼児コースも近くで併設。行くと、子供たちがわらわら~っと集まってきます。あまりのかわいさに、私とろけそうになってしまいました。
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