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“多国籍の学び舎”生活 

美しいアメリカの街で感じたこと、 学んだことを記録していきます。

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乗り越えてきた経験

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皆で公園に行ったときの一枚。
それぞれどんな風に生きてきたのかや祖国での経験からは
想像できないくらいとっても穏やかで平和な日常です。

彼らから色々話を聞いた中で印象的なエピソードをいくつか記録します。

***************************************************

●ルワンダより
写真中央にいるのはルワンダから来た男性。
共和制に移行する直前の1962年までルワンダ国王だった
キゲリ5世の孫にあたる。

医師であり博士でもあり、とても知的で暖かい話し方をする。
1994年のツチ族虐殺時に両親や兄弟姉妹を失っており、
母親が目の前でレイプされて殺されるのを見ている。
政治の世界に入るつもりはなく、教育者・仲裁者として
生きていくそう。

●シエラレオネ・リベリアより
(この写真の右側にいて、写っていない)
彼はあるビデオを見せてくれた。
10歳前後の少年兵が大きなライフルを引きずりながら持っている。
「敵を殺せ!敵は喰ってしまえ!」と叫びながらやせた体で走る。

少年兵の社会復帰をサポートしていたという、リベリアから来た
男性が見せてくれた映像の次の場面は、その少年が殺した敵の
腹を割いて内臓を引き出しているシーン。料理して食すのだという。
「普通のスープを作るのと同じさ。他の肉と変わらない味がするよ。
食べてみる?」
変声期を越えていない高い声でそう話すのがショックだった。

●アフガニスタンより
(写真なし)
女性は一人では外に出てはいけない。学校にも行けない。
女性の識字率は51%。
アフガニスタンからきた彼女が教育を受けられて、英語が話せるのは
隣国パキスタンに移動してそこで学校にいけたためとのこと。
若い彼女は今法律の勉強をしている。
アフガニスタンの女性を法的に守れるようになるのが夢だそう。

●ケニアより
(写真なし)
彼女が来た地域の女性の地位は非常に低い。
結婚したら女性は男性の所有物で、
彼女の友人は13歳で出産して、病院から帰ってきたその日に
夫から性的暴行を受けて再度病院に戻っているが、立件される
ことはなかったとのこと。

また、女性割礼も習慣としてあり、
11歳の時、他の人がみている前で足を固定され鋭利なナイフで
女性器を切り取られた経験は彼女のトラウマになっている。
問題になっているとは知識では知っていたけれど、実際に
目の前で語られると聞いているだけで辛い。

●東ティモールより
(写真左)
どうしても高校に行きたかった彼女は、泣いて泣いて両親に高校に
行かせてくれと頼んだ。
授業料は無料だけれど、教科書や鉛筆の費用は自分でまかなう
必要があったので、お金が必要だった。父がくれたなけなしのお金は
15000ルピーで、ドルに直すと1ドル50セント、到底足りなかった。

彼女の姉と祖母が協力してくれて、彼女は高校に行くことができた。
卒業後、教師をしながらお金をためて、大学に通った。
今はスウェーデンの奨学金を得てこの場所に来ている。

***************************************************


色々な経験を経て目の前で笑う彼らの笑顔はとても美しいなぁと
思うと同時に、とても強いなぁ、と思います。
でも、話を聴いた後は、かける言葉が見つからなくて、
黙って抱きしめることしかできませんでした。

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